近畿民具学会40周年記念シンポジウム「民具で未来をひらく」

近畿民具学会が生まれたのは、昭和51年(1976)。
高度経済成長期を経て、大量生産による工業製品がゆきわたると、手作りであるものが見直され、それまで暮らしの中でつかわれてきた「民具」にも注目が集まります。このころ、各地につくられた博物館・郷土資料館の学芸員や研究者、愛好者といった同好の士が集い、民具から地域性や歴史を見いだすことが、ようやくひとつの学問として認められるようになったのです。
それから40年。人々の民具への認識はもはや「懐かしい」というレベルを離れ、民具をとりまく環境も大きく変わりました。今こそ、あらためて民具とは何なのかを問い直し、次世代の学芸員たちによるさまざまな取り組みを通じて、これからの民具学とわたしたちの未来について議論を深める場にしたいと思います。

日時:平成29年5月21日(日)10:40〜16:40 (開場10:20)
会場:大阪市立総合生涯学習センター 第1研修室(ホール)
   大阪市北区梅田1ー2ー2ー500 大阪駅前第二ビル5階
協力:大阪市立総合生涯学習センター
参加費:無料
定員:80名(事前申し込み不要)
問合せ:072ー876ー7011(大東市立歴史民俗資料館 武井)

タイムスケジュール
10:45ー12:00 基調講演
「民具は時間をつなぐ、記憶をつなぐ、そして地域をつなぐ!」
岩﨑竹彦 熊本大学准教授
和歌山市立博物館・和歌山城管理事務所学芸員、新見公立短期大学助教授をへて、2007年より現職。

13:00ー15:10 報告
・「民具を活用した体験学習」溝辺悠介(奈良県立民俗博物館 主任学芸員)
・「学校教育と民具 小学校への出前授業を通じて」宮元正博(池田市立歴史民俗資料館 学芸員)
・「地域資源としての民具 ムラでの管理・活用・調査を目指して」福持昌之(京都市文化市民局文化財保護課技師)
・「市民学芸員と旅するミュージアム 未関心層へのアウトリーチ」武井二葉(大東市立歴史民俗資料館館長・エデュケーター)
・「祭礼における唐人装束の考証 留学生教育と地域資料」吉村旭輝(和歌山大学紀州経済史文化史研究所特任准教授)
・「自治体史編纂と民具ー調査員の立場から」木村裕樹(天理大学非常勤講師)

15:20—16:30 パネルディスカッション
コーディネーター:武知邦博(枚方市立旧田中家鋳物民俗資料館学芸員)


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