月別アーカイブ: 2022年12月

近畿民具学会 2022年度研究大会(第287回例会)のお知らせ

コロナ禍のため研究大会の開催を見合わせていたのですが、3年ぶりに2022年度研究大会(第287回例会)を開催いたします。

【日時】令和5年3月11日(土曜)(当日のタイムスケジュールは後日お知らせします。)
【会場】(一財)奄美文化財団 ギャラリーA.I(大阪府豊中市寺内1-1-1 カクタスパークハイツ1階)

研究大会の開催にあたり、会員の皆さま方に発表のエントリーをお願いいたします。発表形式は2019年度研究大会と同様に、A発表の持ち時間を20分とし、B発表は60分とします。

【研究発表のエントリー】

◎メール利用:近畿民具学会事務局メールアドレス(kinkimingu@gmail.com)宛に氏名及び発表題目(A発表、B発表の区分)、連絡先(確実に連絡の取れるメールアドレス、電話番号)をお知らせください。

◎ハガキ利用:2022年度研究大会担当常任幹事 岩崎竹彦(〒861-8038 熊本市東区長嶺東5丁目6番33号)宛にお知らせください。お知らせいただく内容は、メール利用と同じです。

なお、エントリーの締切は、いずれも1月31日(火曜)とします。ハガキの場合は当日消印有効とさせていただきます。

【その他】研究発表というと大仰になってしまいますが、現在取り組まれている課題の中間発表的なもの、あるいは日ごろ疑問に感じられていることやお考えになられていることなどをお話しいただき、フロアから意見や情報を求める場として、A発表をご活用いただくのも大歓迎です。

研究大会の詳細は2月中旬ごろに改めて会員の皆さまにお知らせいたします。

研究大会に関するご質問等は、iwasaki@kumamoto-u.ac.jp
もしくは岩崎携帯(090)3354-2921までお申し出ください。

皆さまからのエントリーをお待ちしています。

近畿民具学会 第286回例会のお知らせ

第286回例会は、近畿民俗学会との合同例会を以下の要領で開催させていただく運びとなりました。当日は会場の大阪歴史博物館において特集展示「大阪近郊の農業――農具とわざの諸相――」が開催されています。研究発表2題のあと同展覧会を見学します。

【日時】令和5年(2023)1月21日(土曜) 
13時30分から16時40分まで(13時に受付開始)

【会場】大阪歴史博物館4階 第1研修室(大阪市中央区大手前4-1-32)

【アクセス】地下鉄谷町線:中央線「谷町四丁目」駅下車、9号・2号出入口利用

【参加費】無料

【注意事項】マスク着用のうえ、エントランスで手指消毒を済ませ、チケット・カウンターに向って左端のエレベーターで4階へ起こしください。入館料は必要ありません。

【研究発表】①13時30分から14時20分まで「河内平野における農民漁撈と漁撈具――河岡武春の低湿地文化論を手がかりとして――」、発表者:伊藤廣之氏(元大阪歴史博物館 副館長、近畿民俗学会会長)

②14時30分から15時20分まで「北河内・枚方の溜池利用と魚食文化」、発表者:武知邦博氏(枚方市立旧田中家鋳物民俗資料館 学芸員、近畿民具学会常任幹事)

【展示解説+見学+質疑応答】15時30分から16時30分まで「特集展示:大阪近郊の農業――農具とわざの諸相――」、俵和馬氏(大阪歴史博物館 学芸員)(16時40分に退室)

【申込】GoogleフォームURLに必要事項をご記入ください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXh0lSgP7laj5J0WdOaTlBIU_lhpiaDRWEx1gK59FZmttkrQ/viewform?usp=sf_link

学会事務局アドレス(kinkimingu@gmail.com)からも受付けます。同伴者も参加可です。

【展覧会情報】特集展示「大阪近郊の農業――農具とわざの諸相――」(2022年11月16日から2023年1月23日まで、大阪歴史博物館8階 特集展示室)

大阪の周辺地域ではイネやムギといった穀物はもとより、野菜や果実、綿花、花卉かき(草花)などの換金作物も生産されました。これらは、平野や山間部、低湿地など、その地域ごとの特性を踏まえて作られてきたものです。また、多種多様な作物生産の営みに呼応するように、農具や農業技術も高められていきました。この展示では、農具や写真、地図などの関連資料から、近郊地で営まれたさまざまな農業について、その展開、農具の仕組みや職人の技、さまざまな環境に対応する農の知恵を紹介し、その歴史や変遷を考えます。(http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2022/osaka_nougyou.html