例会のお知らせ」カテゴリーアーカイブ

近畿民具学会第261回例会のお知らせ

目に鮮やかな新緑の候、会員の皆様におかれましては、清清しく5月をお迎えのことと存じます。

さて、今回の近畿民具学会例会は、京都市学校歴史博物館を見学します。学校という場について、資料を通して改めて考える機会になれば幸いです。

ご多忙と存じますが、多くの方にご参加いただきますようご案内いたします。

開催日時: 平成30年5月27日(日)13:00~

場所:京都市学校歴史博物館
京都市下京区御幸町通仏光寺下る橘町437

電話 075-344-1305

内容: 展示見学ほか

解説 和崎光太郎 氏(同館学芸員)

参加費:200円(入館料)

問合せ先:梶原誠太郎 seitaro.k at gmail.com

近畿民具学会第42回(2018)総会のご案内

拝啓 陽春の候 ますますご清祥のことと、お慶び申し上げます。

さて下記のとおり、近畿民具学会第42回(2018)総会を開催いたしますので、ご案内申し上げます。年度初めで何かとお忙しいことと存じますが、ご出席くださるようお願いいたします。

今回は、千里ニュータウンのある吹田市より五月女賢司氏をお招きし、吹田市立博物館がバスオールなどの新民具を収集・展示する理由と、それが地域社会に与える影響についてご講演ただきます。

総会終了後は会員相互の情報交換の場として懇談会も予定しておりますので、多数のご参加を期待しております。                  敬具

 

 

開催日時:平成30年4月22日(日)
場  所:(財)奄美文化財団 豊中支部 ギャラリーA.I 北大阪急行「緑地公園」駅下車5分
〒561-0872 大阪府豊中市寺内1-1-1カクタスパークハイツ1F 電話 050-3642-3481

内  容

13:45~   受付開始
14:00~15:30   公開講演会「新民具の収集・展示と地域社会への影響」
五月女 賢司 氏 (吹田市立博物館学芸員)
16:30~17:15   会員総会
17:30~     懇親会 会場は未定 (実費ご負担下さい)

問合せ先
京都造形芸術大学 日本庭園・歴史遺産研究センター内
近畿民具学会事務局
E-mail ktkc at ann.hi-ho.ne.jp(武知まで)

近畿民具学会第260回例会のお知らせ

春寒も少しずつ緩んできましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回の近畿民具学会例会は、緩やかにアレンジした民具の用途分類の活用をテーマに研究会を開催します。また、昨年耐震工事と展示リニューアルを行った枚方市立旧田中家鋳物民俗資料館(鋳物工場)を見学します。ご多忙と存じますが、ご参加いただきますようご案内いたします。

開催日時: 平成30年3月25日(日)14:00~17:00
場所: 枚方市立旧田中家鋳物民俗資料館
JR学研都市線「藤阪」駅下車徒歩7分
大阪府枚方市藤阪天神町5-1 電話 072-858-4665内容: 研究会『「日本の文化展示場資料民博分類」と地域博物館での応用の可能性について』日髙真吾(国立民族学博物館)、梶原誠太郎(明石市立文化博物館)、武知邦博(枚方市立旧田中家鋳物民俗資料館)
参加費:不要
後援:公益財団法人枚方市文化財研究調査会
問合せ先:武知邦博(ktkc at ann.hi-ho.ne.jp)

近畿民具学会第258回・第259回例会のお知らせ

過ごしやすい季節になってまいりました。258回と259回例会のご案内を申し上げます。

258回は伏見界隈の畳屋・カルタ屋・月桂冠大倉記念館を見学します。また、希望者は十石舟に乗船し川から酒どころの町並みを見学します。
259回は奄美大島を訪れ、平成22年の奄美豪雨に被災し、25年にリニューアルした原野農芸博物館などを見学します。
この2回は申し込みが必要ですので、参加ご希望の方は、920日までに以下(武知)へメールでお知らせ下さい。詳細につきましては、ご希望いただいた方へ追ってご連絡いたします。

<日程他>
258回伏見 平成29年10月30日(月)12:30〜
費用2,000円程度(乗舟代含)。懇親会費は別途必要です。

259回奄美 平成29年11月25日(土)〜27日(月)
往復の航空便(LCCかJAL)と宿泊先を追って連絡しますので、事前に航空券を各自で予約・購入をお願いします。宿泊費・島内での交通費等は現地でお支払いをお願いします。

申し込み: メール ktkc at ann.hi-ho.ne.jp
※at を @に変換して送信してください。
お申し込みの後、9月25日を過ぎても連絡の無い場合、武知までご連絡ください。

 

近畿民具学会第257回例会のお知らせ

近畿民具学会例会のご案内を申し上げます。今回は兵庫県明石市の市立文化博物館にて開催される夏期特別展「オバケ絵大博覧会」を見学します。江戸後期から明治にかけて描かれた妖怪や幽霊のオバケ浮世絵をご覧いただきます。皆様のご参加お待ちしております。

開催日時: 平成29年7月23日(日)13:30~15:00

集合場所: 明石市立文化博物館
(兵庫県明石市上ノ丸2-13-1)
JR明石駅、山陽電車明石駅より北側へ徒歩5分
ホームページはこちら

参加費:特別展入館料 大人800円、65歳以上400円、その他割引サービス有

問合せ先:梶原誠太郎
kajihara-seitaro at akashibunpaku.com
(at を@に変更して送信ください)

近畿民具学会第256回例会のお知らせ

近畿民具学会第256回例会のお知らせをいたします。
今回は奈良県桜井市の三輪明神大神神社の御田植祭を見学します。境内大三和の杜の神饌田で、早乙女と田作男によって手作業で田植えが行われます。当日は神職様よりお話しもうかがえます。貴重な機会ですので、ふるってご参加下さい。

日時
平成29年6月25日(日曜)9:10~12:00
※雨天決行

集合場所
JR三輪駅改札・万葉まほろば線(桜井線)

同駅は無人駅です。また、下車時、先頭車両の前のドアしか開かない列車がありますので、ご注意ください。
以下の列車が便利です。
奈良駅8:37→天理駅8:51→三輪駅9:02着
王寺駅8:33→桜井駅9:06→三輪駅9:09着
集合後、徒歩にて神饌田へ向かいます。途中拝殿に立ち寄ります。片道30分程度歩くので、歩きやすい靴・服装でお越しください。

参加費
不要

お問い合わせ
武知邦博 ktkc at ann.hi-ho.ne.jo
(at を半角アットマークに変えてお送りください。)

近畿民具学会40周年記念シンポジウム「民具で未来をひらく」

近畿民具学会が生まれたのは、昭和51年(1976)。
高度経済成長期を経て、大量生産による工業製品がゆきわたると、手作りであるものが見直され、それまで暮らしの中でつかわれてきた「民具」にも注目が集まります。このころ、各地につくられた博物館・郷土資料館の学芸員や研究者、愛好者といった同好の士が集い、民具から地域性や歴史を見いだすことが、ようやくひとつの学問として認められるようになったのです。
それから40年。人々の民具への認識はもはや「懐かしい」というレベルを離れ、民具をとりまく環境も大きく変わりました。今こそ、あらためて民具とは何なのかを問い直し、次世代の学芸員たちによるさまざまな取り組みを通じて、これからの民具学とわたしたちの未来について議論を深める場にしたいと思います。

日時:平成29年5月21日(日)10:40〜16:40 (開場10:20)
会場:大阪市立総合生涯学習センター 第1研修室(ホール)
   大阪市北区梅田1ー2ー2ー500 大阪駅前第二ビル5階
協力:大阪市立総合生涯学習センター
参加費:無料
定員:80名(事前申し込み不要)
問合せ:072ー876ー7011(大東市立歴史民俗資料館 武井)

タイムスケジュール
10:45ー12:00 基調講演
「民具は時間をつなぐ、記憶をつなぐ、そして地域をつなぐ!」
岩﨑竹彦 熊本大学准教授
和歌山市立博物館・和歌山城管理事務所学芸員、新見公立短期大学助教授をへて、2007年より現職。

13:00ー15:10 報告
・「民具を活用した体験学習」溝辺悠介(奈良県立民俗博物館 主任学芸員)
・「学校教育と民具 小学校への出前授業を通じて」宮元正博(池田市立歴史民俗資料館 学芸員)
・「地域資源としての民具 ムラでの管理・活用・調査を目指して」福持昌之(京都市文化市民局文化財保護課技師)
・「市民学芸員と旅するミュージアム 未関心層へのアウトリーチ」武井二葉(大東市立歴史民俗資料館館長・エデュケーター)
・「祭礼における唐人装束の考証 留学生教育と地域資料」吉村旭輝(和歌山大学紀州経済史文化史研究所特任准教授)
・「自治体史編纂と民具ー調査員の立場から」木村裕樹(天理大学非常勤講師)

15:20—16:30 パネルディスカッション
コーディネーター:武知邦博(枚方市立旧田中家鋳物民俗資料館学芸員)


近畿民具学会第41年度総会のお知らせ

近畿民具学会では、第41年度総会を開催いたします。
また、総会にあわせて、5月21日に開催いたします近畿民具学会40周年記念シンポジウムをより実り多きものとするため、プレセッションを開催いたします。終了後は会員相互の情報交換の場として懇談会も予定しておりますので、多数のご参加を期待しております。

◆日時
平成29年4月23日(日)

◆内容
13:20    受付開始
13:30~14:30 会員総会
14:40~17:00 40周年記念シンポジウムプレセッション
17:00~    懇談会

◆場所
(財)奄美文化財団 ギャラリーA.I
北大阪急行「緑地公園」下車5分
〒561-0872 大阪府豊中市寺内1-1-1 カクタスパークハイツ1F

近畿民具学会第255回例会のお知らせ

近畿民具学会例会のご案内を申し上げます。
今回は枚方市立旧田中家鋳物民俗資料館の武知邦博が発表をします。
年度末を迎えご多忙のことと存じますが、ご参加下さいますようご案内いたします。

◆内容
研究発表「はきものから探る日本と世界」武知邦博

◆開催日時
平成29年3月26日(日)14:00~16:00

◆会場
(財)奄美文化財団ギャラリー AI
北大阪急行「緑地公園」駅下車徒歩5分
大阪府豊中市寺内1-1-1カクタスパークハイツ1F

◆参加費
無料

◆お問い合わせ先
武知邦博
ktkc at ann.hi-ho.ne.jp (atを@に変換して送信してください)

近畿民具学会第254回例会のお知らせ(日本民具学会共催)

近畿民具学会第254回例会のお知らせです。この例会は、日本民具学会との共催です。
今回は久多(京都市左京区)の山村生活用具の見学会並びに講演会です。
詳細は以下をご覧ください。

◆内容
久多の山村生活用具 其の四
「民具が語る久多の暮らしと文化」の見学と講演会

久多は、京都市左京区の最北端に位置する山村です。平安時代以前からすでに木材の供給地として拓かれていたともいわれ、中世においては「久多庄」と呼ばれた荘園村落でもありました。「久多の山村生活用具」は、京都市有形民俗文化財として登録され、約30年がたちました。平成26年度より文化庁の「文化遺産を活かした地域活性化事業」の採択を受け、これら山村生活用具の再構築が行なわれています。この成果を踏まえ、山村地域の生活用具や久多を代表する伝統行事である国指定重要無形民俗文化財「久多の花笠踊り」に使用される花笠等の展示が京都府立丹後郷土資料館で開催中です。
この度の例会では、その展示の見学ならびに講演会に参加します。

◆会場
京都府立丹後郷土資料館 企画展示室および第一研修室
京都府宮津市字国分小字天王山611-1

◆日時
2016年12月23日(金・祝)13時20分~16時

◆集合場所・時間
丹後郷土資料館第一研修室 13時10分 

◆参加費
無料 ただし、各自入館料200円をお支払いの上入館し、第一研修室にお越しください

◆講演会
「京都洛北・丹波・丹後の民家と集落」 大場 修 (京都府立大学教授)
久多は、山城国の最北端に位置する集落です。久多の民家は「北山型」と呼ばれるもので、京都府北部に広域に分布し、若狭地域の民家とも共通しています。そこで今回は、京都の洛北から、丹波、丹後にかけての民家の特徴を説明しながら、久多の民家や集落について考えます。

「久多の藤織り 上世屋の藤織り」   井之本 泰(丹後藤織り保存会会長)
藤織りは、山に自生する藤ヅルの皮から糸を作って織ります。現在は、京都府指定無形民俗文化財の「丹後の藤織り」が知られていますが、藤織りはかつて久多でも地機を使って織られていました。そして、タッツケやコンナシといった労動着に仕立てられたのです。京都府北部と南部の「木綿以前」について考えてみたいと思います。 

◆アクセス
鉄道 京都丹後鉄道宮豊線「天橋立駅」または「岩滝口駅」下車 
丹海バス 伊根方面行き「丹後郷土資料館」下車すぐ
お車 「与謝天橋立IC」から車で10分