近畿民具学会 第292回例会のお知らせ

第292回例会は「守れ!文化財展――何をどう守るのか?――」をテーマとし、新潟県立歴史博物館で開催された「守れ!文化財――博物館のチカラ、市民のチカラ――」展(平成29年度)及び「守れ!文化財~「障害」をめぐるモノとヒトに光を灯す~」展(令和5年度)という2つの企画展を紹介していただきます。

また後者の展覧会については、「障害」に関する展示ができるまでの過程と、それらの資料がおかれている状況に対して、博物館で何ができたのか、できなかったのかを発表していただきます。発表終了後に参加された皆さま方との意見交換を行います。

今回の例会はインクルーシブミュージアムを推進していくうえで、本学会の貴重な財産になろうかと思います。ふるってご参加ください。

【日時】令和6年3月17日(日曜) 13:30~16:40
【会場】(一財)奄美文化財団ギャラリーAI
北大阪急行「緑地公園」駅下車徒歩5分
大阪府豊中市寺内1-1-1カクタスパークハイツ1階
【参加費】無料
【発表者】山本哲也氏(新潟県立歴史博物館)・武井二葉氏(明石市立文化博物館)
【申込】会場準備の都合上、Googleフォームに必要事項をご記入ください。https://forms.gle/QeucwgPKojTbjTmb7学会事務局アドレス:kinkimingu@gmail.com、本例会担当者の岩﨑竹彦携帯(090-3354-2921)及び武知邦博携帯(080-5236-6685)でも受付可、同伴者の参加も歓迎します。

近畿民具学会2023年度公開講演会(第291回例会)の お知らせ「小谷方明先生の民具・民俗研究」

今年度公開講演を開催するにあたり、まず講演者各自が小谷方明先生の高著『大阪の民具・民俗志』を通して、先生の学問及び本学会草創期の近畿地方における民具・民俗研究のあり方を学ぶことから始めました。そのうえでこれからの本学会及び近畿地方における民具研究のあり方を考えてみようという試みです。

【共催】小谷城郷土館

【日時】令和5年12月10日(日) 13時~16時30分

【会場】小谷城郷土館〈泉北高速鉄道「泉ヶ丘」駅下車、南海バス鉢ヶ峰行(南2番乗場)「豊田南」下車、北方向へ徒歩5分〉

【リレー講演】

①「小谷方明先生の学問」 岩﨑竹彦

②「吹子と踏鞴 火を支配する道具の諸相」 武知邦博

③「堺更紗について」 福持昌之

④「流通民具から考える保存科学の可能性」 日髙真吾

   終了後に質疑応答の時間を設けます。

【費用】入館料200円
【申込】フォームに必要事項をご記入ください。https://forms.gle/YeYX6wqSBE8fNbFe7

学会事務局アドレス:kinkimingu@gmail.com、本例会担当者の携帯(岩﨑竹彦090-3354-2921、武知邦博080-5236-6685)でも受付可です。公開講演会ですから会員以外の方でも参加可です。

可能なかぎり事前の参加申込をお願いしますが、当日の飛び入り参加も大歓迎です。会場でお目にかかれるのを楽しみにしています。

第290回例会の参加ご希望の方は必ずお申し込みください(12日締切)

会員各位

過日ご案内しました10月14日の例会(国立民族学博物館)では、万博記念公園を無料通過していただく予定ですが、そのためには、参加者名簿を提出しなければなりません。
参加ご希望の方は、必ず12日までにお申し込みください。

すでにお申し込みいただいた方、12日までにお申込いただく方は、「民博で開催の近畿民具学会の研究会に参加のため民博に行きます」と言っていただければ通行できます。

なお、期日までにお申し込みいただいていない場合、公園通過が有料になりますので、ご承知おきください。よろしくお願いします。

事務局

近畿民具学会第290回例会のお知らせ

ようやく涼しくなってきましたが、おかわりございませんか。290回例会のご案内を申し上げます。
今回は、国立民族学博物館の特別展「交感する神と人―ヒンドゥー神像の世界」の見学と、日髙真吾氏の研究発表「被災民俗資料をメンテナンスする-石川県穴水町指定文化財「明泉寺台燈籠」の事例から」を拝聴します。

会員でない方も参加できます。ふるってご参加ください

日時:令和5年10月14日(土)13:00~15:30

集合:13:00 国立民族学博物館エントランス
       (吹田市千里万博公園10−1

行程:13:00 エントランス集合 第3セミナー室移動
   13:00~14:00 特別展見学
   14:00 第3セミナー室集合
   14:10~15:00 研究発表「被災民俗資料をメンテナンスする-石川県穴水町指定文化財「明泉寺台燈籠」の事例から」日髙真吾(国立民族学博物館)
   15:00~15:30 質疑応答
   15:30 解散

参加費:無料。参加者には特別展図録が進呈されます。来館時、万博記念公園ゲートで「近畿民具学会に参加」と伝えれば無料で通過できます。

申込み:以下の申込みフォーム、事務局メール、担当者へ電話で。10月12日しめ切り。

申込みフォーム↓

https://forms.gle/dXK4Be7Fgckxw9a69

事務局メール↓
kinkimingu@gmail.com
電話↓

080-5236-6685(武知)

近畿民具学会第289回例会のお知らせ(要参加申込、締切6/20)

しばらく大雨が続きますが、被害はございませんか。第289回例会のご案内を申し上げます。

 今回は、明石市立文化博物館と江井ヶ島酒造を見学します。アカシゾウから近代の農具まで幅広い展示をする明石市立文化博物館では学芸員による展示解説を拝聴し、日本酒やウイスキーを醸造する江井ヶ島酒造では杜氏のお話しを伺いながら工場見学をします。また、例会終了後は、江井ヶ島の海の見える店で懇親会を行います。

 今回、見学受入の関係で定員20人とします。会員優先、申込み先着順。ご希望の方はお早めにお申し込み下さい。

日時: 令和5年6月24日(土)10:00~16:00

集合: 10:00 明石市立文化博物館・入口

行程: 10:00~12:00 明石市立文化博物館(明石市上ノ丸2-13-1)見学

    昼食・自由時間・移動(山陽電鉄 明石~西江井ヶ島・310円)
    14:00~16:00 江井ヶ島酒造(明石市大久保町西島919)見学

       (明石市大久保町西島919)
    終了後、懇親会 ながさわ明石江井ヶ島酒館(明石市大久保町西島1194)

参加費: 明石市立文化博物館入館料200円、山陽電鉄料金(310円)、懇親会費(約5000円)が必要。

申込み:フォーム、事務局メール、担当者へ電話で。6月20日しめ切り。先着順。

https://forms.gle/vmcFeLJNREAd546u9(フォーム)
kinkimingu@gmail.com(事務局メール)
090-1449-8693(三輪) 080-5236-6685(武知)

近畿民具学会第47回(2023年度)総会及び第288回例会のお知らせ

以下の要領で第47回(2023年度)総会及び第288回例会を開催いたします。

【日時】令和5年5月28日(日曜)13時30分~16時45分

【会場】奈良県香芝市ふたかみ文化センター 小ホール(定員50名)
奈良県香芝市藤山1丁目17-17

【会場アクセス】近鉄下田駅下車⇒西へ徒歩約8分、JR香芝駅下車⇒西へ徒歩約12分、西名阪自動車道香芝インターチェンジ⇒西へ約12分(他施設と共用の無料駐車場62台分あり)

【第288回例会】
13時30分~13時40分:あいさつ及び事務連絡
13時40分~14時10分:映像鑑賞「金峯山寺の蓮華会」
14時15分~14時50分:研究発表「蓮華会と蛙飛び」池田淳氏(総本山金峯山寺文化財主任)
15時00分~15時40分:質疑応答

【第47回(2023年度)総会】15時45分~16時45分
1.議長選出
2.令和2年度(2020)~令和4年度(2022)事業報告
3.令和2年度(2020)~令和4年度(2022)会計報告
4.令和2年度(2020)~令和4年度(2022)監査報告
5.令和5年度(2023)事業計画(案)
6.令和5年度(2023)予算(案)
7.会則及び内規の一部改正について
8.役員改選について
9.その他及び諸報告

◎総会を欠席される場合は、近畿民具学会事務局メールアドレス:kinkimingu@gmail.com
又は岩崎携帯(090-3354-2921)・武知携帯(080-5236-6685)までご連絡ください。そのご連絡をもって委任状に代えさせていただきます。

なお当日は、香芝市ふたかみ文化センター内の香芝市二上山博物館において、令和5年度春季スポット展「民具からみるちょっと昔のくらし」が開催されています。例会開始前にぜひご見学ください。

2022近畿民具学会研究大会(第287回例会)のお知らせ

第287回例会を兼ねた2022近畿民具学会研究大会を以下の要領で開催します。年度末のお忙しい時期とは存じますが、お運びくださいますようお願いを申し上げます。

【日時】

令和5年3月11日(土)  10時~16時30分

【会場】

奄美文化財団ギャラリーA.I (豊中市寺内1-1-11カクタスパークハイツ1階)
北大阪急行「緑地公園駅」西口から徒歩5分

【開会あいさつ】 10時~10時05分
【発表】 午前:10時05分~12時15分  午後:13時~16時30分
A発表:20分、B発表:60分(いずれも発表後に10分程度の質疑応答時間を設けます。1題から3題までが、午前中の発表です)

(1)和髙智美(A)「X線CTおよびマイクロスコープを用いた樹種鑑定の可能性」
(2)河野通明(B)「考古学者上原真人・樋上昇両氏の鍬論考の問題点」
(3)角谷由美子(A)「編組製品の植物利用―兵庫県北部の植物利用及び大阪南部での竹カゴ作りを通して―」
(4)日髙真吾(B)「被災民具の取り扱いと課題について―これまでの文化財レスキューの視点から―」
(5)福持昌之(B)「文字が記載された紙資料の特性と保存―「京都の雅楽管楽器製作用具」の調査を通じて―」
(6)岩﨑竹彦(B)「モノから見た高度経済成長期」

【申込】  Googleフォームからお申込ください。 https://forms.gle/vqsqq24UoeBPASQH7
学会事務局アドレス:kinkimingu@gmail.com あるいは本研究大会担当者の岩﨑竹彦携帯(090-3354-2921)及び武知邦博携帯(080-5236-6685)でも受付可、同伴者も参加可です。

近畿民具学会 2022年度研究大会(第287回例会)のお知らせ

コロナ禍のため研究大会の開催を見合わせていたのですが、3年ぶりに2022年度研究大会(第287回例会)を開催いたします。

【日時】令和5年3月11日(土曜)(当日のタイムスケジュールは後日お知らせします。)
【会場】(一財)奄美文化財団 ギャラリーA.I(大阪府豊中市寺内1-1-1 カクタスパークハイツ1階)

研究大会の開催にあたり、会員の皆さま方に発表のエントリーをお願いいたします。発表形式は2019年度研究大会と同様に、A発表の持ち時間を20分とし、B発表は60分とします。

【研究発表のエントリー】

◎メール利用:近畿民具学会事務局メールアドレス(kinkimingu@gmail.com)宛に氏名及び発表題目(A発表、B発表の区分)、連絡先(確実に連絡の取れるメールアドレス、電話番号)をお知らせください。

◎ハガキ利用:2022年度研究大会担当常任幹事 岩崎竹彦(〒861-8038 熊本市東区長嶺東5丁目6番33号)宛にお知らせください。お知らせいただく内容は、メール利用と同じです。

なお、エントリーの締切は、いずれも1月31日(火曜)とします。ハガキの場合は当日消印有効とさせていただきます。

【その他】研究発表というと大仰になってしまいますが、現在取り組まれている課題の中間発表的なもの、あるいは日ごろ疑問に感じられていることやお考えになられていることなどをお話しいただき、フロアから意見や情報を求める場として、A発表をご活用いただくのも大歓迎です。

研究大会の詳細は2月中旬ごろに改めて会員の皆さまにお知らせいたします。

研究大会に関するご質問等は、iwasaki@kumamoto-u.ac.jp
もしくは岩崎携帯(090)3354-2921までお申し出ください。

皆さまからのエントリーをお待ちしています。

近畿民具学会 第286回例会のお知らせ

第286回例会は、近畿民俗学会との合同例会を以下の要領で開催させていただく運びとなりました。当日は会場の大阪歴史博物館において特集展示「大阪近郊の農業――農具とわざの諸相――」が開催されています。研究発表2題のあと同展覧会を見学します。

【日時】令和5年(2023)1月21日(土曜) 
13時30分から16時40分まで(13時に受付開始)

【会場】大阪歴史博物館4階 第1研修室(大阪市中央区大手前4-1-32)

【アクセス】地下鉄谷町線:中央線「谷町四丁目」駅下車、9号・2号出入口利用

【参加費】無料

【注意事項】マスク着用のうえ、エントランスで手指消毒を済ませ、チケット・カウンターに向って左端のエレベーターで4階へ起こしください。入館料は必要ありません。

【研究発表】①13時30分から14時20分まで「河内平野における農民漁撈と漁撈具――河岡武春の低湿地文化論を手がかりとして――」、発表者:伊藤廣之氏(元大阪歴史博物館 副館長、近畿民俗学会会長)

②14時30分から15時20分まで「北河内・枚方の溜池利用と魚食文化」、発表者:武知邦博氏(枚方市立旧田中家鋳物民俗資料館 学芸員、近畿民具学会常任幹事)

【展示解説+見学+質疑応答】15時30分から16時30分まで「特集展示:大阪近郊の農業――農具とわざの諸相――」、俵和馬氏(大阪歴史博物館 学芸員)(16時40分に退室)

【申込】GoogleフォームURLに必要事項をご記入ください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfXh0lSgP7laj5J0WdOaTlBIU_lhpiaDRWEx1gK59FZmttkrQ/viewform?usp=sf_link

学会事務局アドレス(kinkimingu@gmail.com)からも受付けます。同伴者も参加可です。

【展覧会情報】特集展示「大阪近郊の農業――農具とわざの諸相――」(2022年11月16日から2023年1月23日まで、大阪歴史博物館8階 特集展示室)

大阪の周辺地域ではイネやムギといった穀物はもとより、野菜や果実、綿花、花卉かき(草花)などの換金作物も生産されました。これらは、平野や山間部、低湿地など、その地域ごとの特性を踏まえて作られてきたものです。また、多種多様な作物生産の営みに呼応するように、農具や農業技術も高められていきました。この展示では、農具や写真、地図などの関連資料から、近郊地で営まれたさまざまな農業について、その展開、農具の仕組みや職人の技、さまざまな環境に対応する農の知恵を紹介し、その歴史や変遷を考えます。(http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2022/osaka_nougyou.html

近畿民具学会 第285回例会のお知らせ

松茸、栗に黒枝豆、忘れちゃならないぼたん鍋。篠山名物数あれど、ど田舎不便でこのうえなし。ところが今や都心から1時間余りの便利でお洒落な観光地へと変貌しています。
この篠山のマチヅクリに多年貢献・尽力されてきたのが丹波古陶館・篠山能楽資料館の歴代館長です。
今回はマチヅクリ拠点として50有余年活用してこられた古陶館での講演のあと、同館3代目館長の中西薫さんと研究員の服部規子さん、このお二人のご案内で篠山の文化施設を巡ります。

【共催】
丹波古陶館・篠山能楽資料館

【日時】
令和4年11月27日(日) 13時~16時30分(雨天決行)

【集合時刻・場所】
13時、丹波古陶館(丹波篠山市河原町185)

【アクセス】
大阪駅からJR福知山線(宝塚線)11時06分発区間快速篠山口行き乗車、篠山口駅12時23分着、篠山口駅から神姫バス12時35分発篠山営業所行き乗車、本篠山バス停12時55分着、本篠山バス停より徒歩3分(昼食は済ませてお越しください)
舞鶴若狭自動車道丹南篠山口I.Cより10分(古陶館に駐車場あり)

【講演】
「地域に根付く博物館が果たす役割」講師:中西薫氏(丹波古陶館・篠山能楽資料館館長)
講演後古陶館・能楽資料館見学→河原町妻入商家群(重伝建地区)→篠山城大書院→大正ロマン館→市立歴史美術館(歩く距離約1.7km)

【費用】
各館入館料が必要です。

【申込】
GoogleフォームURLに必要事項をご記入ください。
https://forms.gle/2ZcDJB2so9kk1R4g7
学会事務局アドレス:kinkimingu@gmail.com、でも受付可です。会員以外の参加も可。申込者には、後日詳細な行程表等をお送りします。