例会のお知らせ」カテゴリーアーカイブ

近畿民具学会第253回例会のお知らせ

近畿民具学会より、第253回例会のご案内をいたします。
第253回例会は平成28年4月にオープンした京都鉄道博物館を見学します。同館は閉館した交通科学博物館(大阪市港区)及び梅小路蒸気機関車館(京都市下京区)両館の歴史と鉄道文化を継承した鉄道の総合博物館として、公益財団法人交通文化振興財団が設立しました。同館には国産初の量産型蒸気機関車として重文指定を受けた230形233号蒸気機関車や0系新幹線、トワイライトエクスプレスなどの懐かしい貴重な車両に加えて旧二条駅舎も展示されています。
近年、文化財保護政策が近代にまで及び、これからの博物館は近代以降の工場大量生産用具あるいは機械類の調査・収集・保存・活用について、これまで以上に積極的な取り組みを行わねばなりません。今回は京都鉄道博物館の活動を先進事例として取り上げ、同館の開館に直接関わってこられた乃村工藝社岸田匡平氏を講師にお招きし、近年の展示の傾向、見学館の展示の考え方、留意点等についてレクチャーを受け、広く国民生活の推移の理解に役立てることを目的としています。

◆開催日時
平成28年12月18日(日) 13時30分~16時00分

◆集合場所
京都鉄道博物館(京都市下京区観喜寺町)エントランスホール

◆参加費用
入館料1,200円(一般)
※事前に前売入館券をセブンイレブン設置のマルチコピー機(セブンチケット)にて購入されるか(当日の正午まで販売)、あるいは前日までにJR西日本みどりの窓口にて購入、もしくは当日少し早めにお越しいただき、入館チケット販売機でお求めいただくとスムースに入館できます。

◆アクセス
JR京都駅中央口より西へ徒歩約20分

◆その他
京都鉄道博物館ホームページはこちら
http://www.kyotorailwaymuseum.jp/

近畿民具学会第252回例会のお知らせ

 近畿民具学会より、例会のお知らせをいたします。
 第252回例会は歴史に憩う橿原市博物館へお邪魔します。同館は昭和53年(1978)に橿原市千塚資料館として開館し、2年前に名称を改めリニューアルオープンしました。
 同館の目玉はガイダンスホールの「あなただけガイド」です。動物占いをベースに利用者一人ひとりに合った展示資料と橿原市の歴史遺産を紹介してくれます。新沢千塚126号墳出土の熨斗(重文)は民具の火熨斗とまったく変わりません。弥生時代のムラのコーナーには出土遺物の鍬の上部にホームセンターで見かける鍬とスコップがぶらさがっています。こうした魅力ある展示が目白押しです。
 今回は同館のリニューアルを担当した乃村工藝社チーフプランナー神剛司さんに案内をお願いしています。
 学芸員との協働作業で生まれ変わった同館の展示をプランナーの立場で解説してもらいます。ご期待ください!

◆日程など
平成28年10月23日(日曜)
13:30~16:00 同館の常設展示等を見学します。

◆集合場所
13:10 に近鉄橿原神宮前駅西口へお越しください。タクシーに分乗して博物館へ向かいます。
それ以外の方は、13:30に直接博物館へお越しください。

◆必要なもの
入館料 300円が必要ですので、ご用意ください。

◆会場地図

(公式HP)http://www.city.kashihara.nara.jp/hakubutsukan/

◆お問い合わせ
岩崎竹彦 iwasaki at kumamoto-u.ac.jp
梶原誠太郎 seitaro.k at gmail.com
※at を @ に変換して送信してください(スパムメール対策のためこのように表記しています)

近畿民具学会第251回例会のお知らせ

近畿民具学会より、例会のお知らせをいたします。
前回・前々回につづき、3回連続で開催する講演会のご案内をいたします。
永年にわたり、民具から歴史を研究されている河野通明氏による、「摂河泉」各地の博物館施設での講演会です。
最終回は和泉編として、岬町で開催いたします。

会員の方はもちろん、博物館等で民具に携わる方、これから民具研究を志す方など、
多くの方に参加して頂きたいと思います。お誘い合わせのうえ、ご参加ください。

◇日時など
日時:平成28年9月25日(日) 13:30〜16:30
※はがきでは25日(土)となっていましたが、25日(日)のあやまりです。お詫びして訂正いたします。
会場:岬の歴史館(岬町立孝子小学校) (電話:072-492-2324)
大阪府泉南郡岬町孝子498

南海線「孝子駅」下車 徒歩2分
道狭いですが、駐車場あります。

◇内容
講演「民具から歴史情報を引き出す方法③」
・岬町の犂は大化改新型犂体に紀北の犂へら
・孝子はなぜキョウシ?
・鍬は織豊期に大変身
・「民具からの歴史学」で和泉の古代、岬町の庶民の古代史に迫る
講師:河野通明氏(神奈川大学名誉教授)
参加費:無料

問い合わせ先
武知邦博(E-mail:ktkc at ann.hi-ho.ne.jp)
※atを@にかえて送信してください。

近畿民具学会第250回例会のお知らせ

前回に続き3回連続で開催する講演会のご案内をいたします。永年にわたり民具から歴史を研究されている河野通明氏による、“摂河泉”各地の博物館施設での講演会です。第2回目は、摂津より西宮市立郷土資料館です。
会員の方はもちろん、博物館等で民具に携わる方、これから民具研究を志す方など多くの方に参加していただきたいと思います。お誘い合わせの上ご参加ください。

◇開催日時など
開催日時:平成28年7月16日(土)13:30~16:00
場所:西宮市立郷土資料館(西宮市教育文化センター内)

JR「さくら夙川」駅より南へ徒歩14分
阪神電車「香櫨園」駅より南へ徒歩6分
阪急電車「夙川」駅より南へ徒歩17分
※駐車場は西宮市大谷記念美術館前にあります。
西宮市川添町15番26号
電話:0798−33−1298
内容:講演「民具から力学・歴史情報を引き出す方法 ②犂からは摂津・西宮の古代が、蒸籠から中世、鍬からは織豊期、唐箕からは近世の京・大坂・江戸の三都の違いが見えてきた・・・」
河野通明氏(神奈川大学名誉教授)
参加費:無料

◆当日は特別展「西宮町人の生活と文化−江戸時代の日記を読み解く−」開催のため、常設展の民具は見学できません。

問い合わせ先
武知邦博(E-mail:ktkc at ann.hi-ho.ne.jp)
※atを@にかえて送信してください。

近畿民具学会第249回例会のお知らせ

近畿民具学会第249回例会のお知らせをいたします。
今回より3回連続で、永年にわたり民具から歴史を研究されている河野通明氏による、”摂河泉”各地の博物館施設での講演会を開催します。第1回目は、河内より大東市立歴史民俗資料館です。
会員の方はもちろん、博物館等で民具に携わる方、これから民具研究を志す方など、多くの方に参加していただきたいと思います。お誘い合わせの上ご参加ください。

◇開催日時などについて
日時:平成28年5月22日(日) 13:30〜16:00
場所:大東市立歴史民俗資料館(歴史とスポーツふれあいセンター内)
JR学研都市線野崎駅より徒歩10分
大阪府大東市野崎3−6−1
電話:072−876−7011(代表)

内容:講演「民具から力学・歴史情報を引き出す方法①実測図ではなく計測表/民具にも遺伝子がある/犂から見た古代の大和・河内と大東」
河野通明氏(神奈川大学名誉教授)
収蔵庫見学 溝辺悠介氏(同館学芸員)
参加費:無料
問い合わせ先:大東市立歴史民俗資料館(担当:武井)

※次回以降の日程は次の通りです。
第250回例会(民具から力学・歴史情報を引き出す方法②):西宮市郷土資料館 7月16日(土曜)
第251回例会(民具から力学・歴史情報を引き出す方法③):岬の歴史館(孝子小学校) 9月25日(日曜)

近畿民具学会第40年度総会のご案内

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます
 近畿民具学会は昭和51年(1976)2月15日に近畿民具研究の会として産声をあげ、同年5月23日に近畿民具学会と改称し、翌52年3月21日に第1年度総会を開催いたしました 爾来、総会も40回を数え、下記のとおり第40年度総会を迎えることができました これもひとえに会員の皆さまがた及び関係各位のご支援の賜物とこの場をかりて御礼を申し上げます
 本学会は会員総会に先立ち、後援や研究発表等を行って参りました 近年はこれまで学会を支えてこられたベテラン会員の方々に公開講演をお願いしてきたところですが、今年度は下記のとおり若手学芸員によるリレー講演の形をとらせていただくこととしました
 大東市立歴史民俗資料館では、平成27年度企画展「ちょっとむかしのくらし〜きくえさんちのいちにち〜」を開催し、小学校の団体見学の受入数を昨年度比で倍増させることができました
 これは、歴史民俗資料館でさまざまな立場の人が関わっているからだと考えます 誰がどのようにかかわったのかを紹介しながら、従来の「むかしのくらし」の展覧会との違いを明らかにします
 会員の皆様がたにおかれましては、ふるってご参加くださいますようお願いを申し上げます
謹言

開催日時:平成28年4月24日(日曜)
会  場:(財)奄美文化財団豊中支部 ギャラリーA.I
〒561-0872 大阪府豊中市寺内1-1-1 カクタスパークハイツ1階
北大阪急行 「緑地公園」駅 下車 徒歩5分

(内容)
13:15〜 受け付け開始
13:30〜 リレー講演「民俗資料を活用した若手学芸員による古くて新しい試み」
①「企画展概要説明」 武井 二葉 氏(大東市立歴史とスポーツふれあいセンター館長・歴史民俗資料館エデュケーター)
②「民俗資料の活用と展示」 溝辺 悠介 氏(大東市立歴史民俗資料館学芸員)
③「展示としての表現」 森井 綾乃 氏(大東市立歴史民俗資料館アルバイト職)
④「企画展から見えたこと」 檜垣 一美 氏・竹元 智子 氏(大東市立歴史民俗資料館市民学芸員)
15:30〜 質疑応答
16:30〜 会員総会
17:30〜 情報交換会

問い合わせ先
武知邦博(E-mail:ktkc at ann.hi-ho.ne.jp)
※atを@にかえて送信してください。

近畿民具学会第248回例会のお知らせ

近畿民具学会例会のご案内を申し上げます。
今回は、和歌山大学紀州経済史文化史研究所の吉村旭輝さんに、「だんじり祭へのメディア・行政の介在による地域格差の拡がり—用品の変容を中心として—」と題した発表を行って頂きます。
発表の要旨については下記をご覧ください。
皆様のご参加をお待ちしています。

開催日時:平成28年3月27日〈日〉 14:00〜15:30
会  場:(財)奄美文化財団豊中支部 ギャラリーA.I.
〒561−0872 大阪府豊中市寺内1ー1ー1 カクタスパークハイツ1F
参加費:無料

(お問合せ)
武知邦博
E-mail:ktkc at ann.hi-ho.ne.jp (at を @に変換して送信してください)

(発表要旨)
岸和田だんじり祭は、1995年日本テレビの『スーパーテレビ』で放映されて移行、全国から毎年60万人以上の観客を集める泉州を代表する祭礼となっている。しかし、その集客のほとんどは岸和田市の旧城下町を中心に行われる旧市街地区であり、堺市から泉佐野市にかけて行われる岸和田と類似しただんじり祭を知る人は泉州以外ではあまりいない。
また、近年の少子高齢化により、だんじり祭に参加する人員が減少傾向にある。それは観客動員数が多い岸和田でも例外ではない。そんななか、だんじりの駒など、用具が参加者によってさまざまな工夫が施され、今なお発展し続けている。
本発表ではこれら工夫され、発展を続ける用具の変容を通して、だんじり祭で今なお進行している少子高齢化などの問題点を明らかにしたい。また、このことを通じて全国で問題となっている祭礼の変容の要因とはどのようなものなのか、その一端を明らかにしたい。

近畿民具学会第247回例会のお知らせ

近畿民具学会第247回例会のお知らせをいたします。

今回は二上山博物館で開催の特別展「鋳物師の里五位堂ー近世・近代「五位堂鋳物産業」遺産を考えるー」の見学と、特別展記念講演会を拝聴します。
<講演会>14:00〜16:00(開場13:00)
「五位堂鋳造技術と杉田鋳造所旧蔵資料」
講師:三宅宏司氏(武庫川女子大学名誉教授)
会場:ふたかみ文化センター2階 第1〜3会議室

<展示見学>
講演会終了後、同センター1階の二上山博物館で、担当学芸員によるギャラリートークに参加します。

<日時>
平成27年11月22日(日)14:00〜17:00

<会場>
ふたかみ文化センター・二上山博物館
奈良県香芝市藤山一丁目17番17号

(電話)0745-77-1700

●JR香芝駅(和歌山線)下車、西へ約750メートル
●近鉄下田駅(大阪線)下車、西へ約500メートル
●近鉄二上山駅(南大阪線)下車、東へ約1.4キロメートル

<参加費>
展示見学には観覧料250円が必要

<問い合わせ先>
Eメール(担当 武知):ktkc at ann.hi-ho.ne.jp(at を @に変換して送信してください)
携帯:080−5236−6685

近畿民具学会第246回例会および第145回日本民具学会研究例会のお知らせ

近畿民具学会第246回例会および第145回日本民具学会研究例会のお知らせをいたします。
主題「京屋唐箕を囲む研究会」

京屋唐箕終焉の地といわれる西宮で、京屋銘唐箕と関係資料を囲んで報告と座談会を行います。京屋銘唐箕の形状・技術と地方伝播を考える規格です。
報告①溝辺悠介(大阪)「京屋銘唐箕の検討」
報告②織野英史(香川)「讃岐唐箕の京屋度チェック」
コメント:河野通明(大阪)〜座談会

日時
平成27年10月17日(土) 13:00〜16:00

会場
西宮市立郷土資料館
西宮市川添町15番26号 西宮市教育文化センター内
(電話)0798−33−1298

<アクセス>
阪神電車「香櫨園」駅下車、南へ徒歩6分
JR「さくら夙川」駅下車、南へ徒歩14分
阪急電車「夙川」駅下車、南へ徒歩17分

共催
西宮市立郷土資料館、四国民具研究会

お問合せ
織野(beichan@mrj.biglobe.ne.jp)

近畿民具学会第245回例会のお知らせ

近畿民具学会例会のご案内を申し上げます。
第245回例会は大阪歴史博物館におじゃまして、同館で開催中の特集展示「看板の世界――館蔵コレクションから――」を見学します。同館収蔵資料の中から、近世・近代の代表的な看板を取り上げ、まちを彩った看板の歴史とデザインを時代・世相とともに紹介しています。
当日は14時から同館学芸課長伊藤廣之さんの展示解説に参加したあと会議室へ移動し、伊藤さんを交えて博物館の管理・運営のあり方や博物館における民俗資料、とりわけ高度経済成長期以降の生活に係るモノ資料の収集等についてディスカッションを行いたいと思います。

(日程など)
平成27年9月27日(日曜)
13:50 大阪歴史博物館8階特集展示室に集合
14:00~14:30 展示解説(同館学芸課長伊藤廣之氏)
15:00~15:30 講演「大阪歴史博物館の現状と課題」(同館学芸課長伊藤廣之氏)及びディスカッション

アクセス 
大阪歴史博物館:大阪市中央区大手前4-1-32

地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目駅」2号・9号出口/大阪市営バス「馬場町」バス停前

注意
入館料600円(常設展示+特集展示)が必要です。各自でお支払いの上、8階特集展示室へお越しください。なお特別展「海峡を渡る布」(常設展+特集展+特別展=1500円)及び常設展をゆっくり鑑賞される方は、事前に見学をすませてから8階特集展示室へお越しください。

お問合せ
武知邦博 ktkc at ann.hi-ho.ne.jp
岩﨑竹彦 iwasaki at kumamoto-u.ac.jp
※at を @に変換して送信してください。